長谷川美菜(MINA HASEGAWA)

銅版画家、デザイナー。「le jardin du herisson」店主。
千葉県生まれ。
幼少期から絵を描くことが大好きで、独学で絵を描き続ける。
大学在学中に 1年間イギリスへ留学し、ヨーロッパ十数ヶ国を旅する。
学業とともにヨーロッパの芸術に多く触れる機会をもつ。
大学を卒業した年に生田宏司氏の銅版画と出会い、
今まで見たことのないメゾチントの深い黒の世界に感動し、1999年生田宏司氏に師事。
その後もヨーロッパを訪れ、
2011年スウェーデン、ストックホルムでの数ヶ月の暮らしが作品作りに影響を与える。

作品はフランスでマニエール・ノワール(黒の技法)と呼ばれる、
17世紀に生まれた銅版画のメゾチント技法。
主なモチーフは、愛しさと生命力を感じさせる動物と植物たち。
カラー作品は、多色刷りと手彩など、いくつかの手法を混ぜて、
それぞれの作品に合わせた表現方法を使う。

人形作家の母、長谷川雅子との「ふたり展」、
カダケス国際小版画展(スペイン、フランス、イギリス/3回)、
ギャラリサロンTACT(銀座/5回)、
スペースガレリア(千葉)、
ギャラリピアワン(幕張)、賀門(前橋)などで作品を発表。

自身の運営する「le jardin du herisson」のイベントでも、作品を発表。
herissonのHPデザインや水彩画を元にしたポストカードなども制作。

 

メゾチント技法(黒の技法)

17世紀にドイツで生まれた古い銅版画技法。フランス語でマニエール・ノワール(黒の技法)と呼ばれる。 通常、銅版画の背景は白く、モチーフが黒く描かれることが多いが、メゾチント技法はまずベルソーという道具を銅板全体にあて無数のまくれ(キズ)をつけて、刷り上がった時に黒くなる版を作り、そのめくれをバーニッシャーやスクレーパーという金属のヘラでならしてゆく加減で、絵を白から黒のグラデーションで表現してゆくという技法。ムラのない美しい黒い版を作り上げるところから作品完成まで長い時間と手間を要する。手作業でつけたまくれが刷る時の高い圧力でつぶれやすいため、他の技法よりも印刷枚数が少ない。アナログでコツコツと時間をかけて制作する行程から吸い込まれるような美しい黒さと暖かみが生み出される。


 




 「WISH」
 10.0×10.0cm
 銅版画/メゾチント/モノクロ
 



 「SMILE」
 10.0×10.0cm
 銅版画/メゾチント/モノクロ
 




 「WHISPER OF LIFE」
 10.0×10.0cm
 銅版画/メゾチント/カラー


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